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マウスモデルのための非臨床IHCツール

抗マウス腫瘍免疫抗体を用いて、IHCによるトランスレーショナルリサーチを可能にする

マウスモデルは有力な前臨床研究ツールです。第一に、マウスは遺伝的および生物学的にヒトに類似しています。第二に、ヒトでのモデルのような組織サンプルの制限が少なく、ヒトの病態を模倣することがきます。しかしながら、マウスモノクローナル抗体をマウス組織上で使用する場合、二次抗体に由来するバックグラウンドが生じます。ラビットモノクローナル抗体はこの問題を解消します。

お客様の研究ニーズのすべてを満たしていない試薬に満足しないでください

CSTは、腫瘍免疫学の観点から重要な標的について、マウス抗原に交差するIHC検証済み抗体の製品ラインナップを拡大し続けています。CSTのIHC検証済みラビットモノクローナル抗体は、マウスオンマウス染色の問題を排除し、IHCのような困難なアプリケーションでも信頼性のある結果を生み出す、優れた特異性、感度、性能をもっています。

私たちは、正常マウス組織、同系マウスモデルを用い、お客様が使用されているような前臨床モデルで特異性を確認します。これによって、所定の組織のみらなず、腫瘍モデルにおける、標的タンパク質の発現の情報も得られます。また、多くの研究者にとって馴染みがあるプラットフォームのLeica BOND Rxを用いた染色も実施しています。お客様には、これらの抗体を安心してご利用いただくことができ、また、CSTが既に検証済みの製品ごとの自動染色装置のプロトコールを使用することで時間を節約することができます。

Cell Signaling Technologyで免疫組織化学染色用に検証した抗マウス-ラビットモノクローナル抗体は、バックグラウンドを低減してよりクリアな結果をもたらし、実験時間を節約します。CSTは、IHCソリューションのための最も信頼性のある前臨床パートナーとして、専門知識とデータを有しています。

CST抗体を検証するために使用するマウスモデルシステムの例

F4/80のマウスモデルデータ

F4/80: F4/80 (D2S9R) XP® Rabbit mAb #70076を用いた、様々なパラフィン包埋同系マウス腫瘍の免疫組織化学染色。F4/80は細胞表面タンパク質で、マウスのマクロファージ集団のよく知られたマーカーです。

CD4のマウスモデルデータ

CD4: CD4 (D7D2Z) Rabbit mAb #25229を用いた、様々なパラフィン包埋同系マウス腫瘍の免疫組織化学染色。CD4はT細胞で発現することが知られている細胞表面マーカーです。

TIM-3のマウスモデルデータ

TIM-3: TIM-3 (D3M9R) XP® Rabbit mAb (Mouse Specific) #83882を用いた、様々なパラフィン包埋同系マウス腫瘍の免疫組織化学染色。

VISTAのマウスモデルデータ

VISTA: VISTA (D5L5T) XPVISTA (D5L5T) XP® Rabbit mAb #54979を用いた、様々なパラフィン包埋同系マウス腫瘍の免疫組織化学染色。

S100A9のマウスモデルデータ

S100A9: S100A9 (D3U8M) Rabbit mAb (Rodent Specific) #73425を用いた、様々なパラフィン包埋同系マウス腫瘍の免疫組織化学染色。

PD-1のマウスモデルデータ

PD-1: PD-1 (D7D5W) XP® Rabbit mAb (Mouse Specific) #84651を用いた、様々なパラフィン包埋同系マウス腫瘍の免疫組織化学染色。

CD11cのマウスモデルデータ

CD11c: CD11c (D1V9Y) Rabbit mAb #97585を用いた、様々なパラフィン包埋同系マウス腫瘍の免疫組織化学染色。