PathScan® ELISAキットと試薬は、様々な主要細胞シグナル伝達タンパク質の測定にご利用いただくことができ、お客様の研究や創薬プロジェクトの進行にお役立ていただけます。お客様のプロジェクトの最初から最後まで正確かつ一貫した結果が得られるよう、CSTでは固相ELISAで最適な活性を持つ抗体ペアを選定し、アッセイ系の開発と事前検証を行なっています。
PathScan® ELISAキットは従来の固相型、サンドイッチELISA法に基づいて構築されています。一方、FastScan ELISAキットは、手順を簡略化した溶液ベースのアッセイ系を採用し、従来法と同等のパフォーマンス、感度、ダイナミックレンジを保持しながら、手早く結果が得られるという特徴があります。詳しくは、キットの比較をご参照ください。
お客様のご要望に応じて、PathScan® ELISAキットと試薬のバルクパッケージをご用意できます。
さらに、PathScan®キットは384ウェルフォーマットのアッセイ系にも対応可能です。これは使用するバッファーやサンプル容量がより少なくてすむため、実験あたりのデータポイント数を拡大することができます。比色分析キットには、壁面が透明なプレートを用い、化学発光キットには壁面が不透明な白色のプレートを用います。プレートの底面は透明ですので、底面と上面両方の読み取り型のプレートリーダーで使用することができます。ご注文に関しては、納期・価格等をこちらからお問い合わせください。
現在、ほとんどのCSTのPathScan® ELISAキットには、凍結乾燥タイプの検出抗体とHRP標識二次抗体が同梱されています。ただし、凍結乾燥は抗体の活性に影響することから、一部のキットは従来通り、液体タイプのまま製造されています。凍結乾燥タイプのELISAキットは、最後がCの文字の製品番号 (7822Cなど) で表記されており、キットの使用期限はキット記載のReference Dateから1年間となっています。液体タイプのキットは、最後がSの文字の製品番号で表記されており、キットの使用期限はキット記載のReference Dateから6か月と少し短くなっています。
バルクオーダーに関しては、新しい凍結乾燥タイプ、または従来の液体タイプのオプションからご選択いただけます。ご質問またはご意見がありましたら、こちらからお問い合わせください。