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ウェスタンブロッティング & 免疫沈降

ウェスタンブロッティングは、細胞や組織の抽出物における、タンパク質の発現レベルを検出するのに広く用いられる手法です。この手法は、検出したいタンパク質に特異的に結合する抗体を用いて、サンプル中のタンパク質レベルを測定します。

ウェスタンブロッティング

CSTは、徹底した検証プロトコールに則って、特異的で信頼性の高い抗体をご提供しており、お客様に、再現性が高く意義深いデータを、安定して取得していただけるよう尽力しています。

検証:CST抗体は、推奨バッファーとプロトコールを用いて、至適希釈率でご使用いただくことが推奨されています。抗体の至適条件は、詳細な試験で得られた様々な実験パラメータを基に設定されています。

コントロール:CSTはポジティブコントロールとネガティブコントロールのライセートのご利用を推奨しています。これによって、ご利用いただく抗体のパフォーマンスの確認していただくことができ、またお客様の研究環境に合わせた実験条件の微調整をしていただくことができます。

プロトコール:CSTでは詳細なプロトコールを提供しており、お客様はすぐに実験を始めることができるため、時間と試薬を節約することができます。

CSTは、CSTプロトコールを使用して社内で検証された幅広いプロトコール関連製品を提供していますので、お客様は実験完了までに必要なすべての試薬を手に入れることができます。

ウェスタンブロッティング関連製品:

免疫沈降関連製品:

ウェスタンブロッティングゲル

様々な細胞を図中に示したように処理し、細胞抽出物を、未処理コントロールと並べてPhospho-Akt (Ser473) (D9E) XP® Rabbit mAb #4060 (左)、Akt (pan) (C67E7) Rabbit mAb #4691 (右) を用いたウェスタンブロッティングで解析しました。LY294002 #9901:PI3キナーゼ阻害剤。Human Insulin-like Growth Factor I (hIGF-I) #8917:IGFIRに結合してAktを活性化する。Human Platelet-Derived Growth Factor AA (hPDGF-AA) #8913:受容体に結合してPI3K/Akt経路を活性化する。

免疫沈降 (IP) は、細胞や組織の不均一な抽出物から、標的タンパク質を、特異的な抗体を用いて濃縮、精製する手法です。共免疫沈降 (co-IP) は、形成されたタンパク質複合体をプルダウンする手法です。IPとco-IPは、タンパク質間相互作用の解析や、タンパク質複合体に含まれる新規メンバーを同定するために有効で、広く使用されている手法です。

CSTは、詳細な検証プロトコールで試験し、IP、co-IP実験で使用可能なことを確認した、高品質な抗体を提供しています。CSTはIP用ビーズやバッファーなど、検証済みの関連製品も提供しています。タンパク質間相互作用や複合体の構成因子を明らかにするため、これらを高品質な抗体と組み合わせることで、より信頼度の高いIP、co-IPのデータが得られます。一部の抗体については、直接免疫沈降法、直接共免疫沈降法のため、抗体をセファロースビーズや磁気ビーズに共有結合固定化した製品も提供しています。

セファロースビーズや磁気ビーズへの、抗体の共有結合固定化の特注もご対応いたします。詳細はお問い合わせください

免疫沈降データ

図A. PC-3細胞からNeuropilin-1の免疫沈降を行いました。レーン2:抗体不添加コントロール、レーン3:Neuropilin-1 (D62C6) Rabbit mAb #3725 (ロット1)、レーン4:Neuropilin-1 (D62C6) Rabbit mAb #3725 (ロット2)、レーン1:10% input。免疫沈降で回収されたNeuropilin-1を、Neuropilin-1 (D62C6) Rabbit mAb #3725 (ロット2) を用いてウェスタンブロッティング解析しました。

図B. マウス脳組織抽出物から、α-Synucleinの免疫沈降を行いました。レーン2 :抗体不添加コントロール、レーン3:α-Synuclein (D37A6) XP® Rabbit mAb #4179 (ロット1)、レーン4:α-Synuclein (D37A6) XP® Rabbit mAb #4179 (ロット2)、レーン1:10% input。免疫沈降で回収されたα-Synucleinを、α-Synuclein (D37A6) XP® Rabbit mAb #4179 (ロット2) を用いたウェスタンブロッティングで解析しました。Rabbit IgG重鎖、軽鎖への交差反応を避けるため、ウェスタンブロッティングの二次抗体はMouse Anti-rabbit IgG (Conformation Specific) (L27A9) mAb #3678を用いました。

図C. Etoposide #2200 (25 µM、5時間) 処理したJurkat細胞から Caspase-3の免疫沈降を行いました。レーン2:Rabbit (DA1E) mAb IgG XP® Isotype Control #3900、 レーン3:Caspase-3 (8G10) Rabbit mAb #9665 (ロット3)、レーン4:Caspase-3 (8G10) Rabbit mAb #9665 (ロット6)、レーン1:10% input。免疫沈降で回収されたCaspase-3を、Caspase-3 (8G10) Rabbit mAb #9665 (ロット6) を用いたウェスタンブロッティングで解析しました。Rabbit IgG重鎖、軽鎖への交差反応を避けるため、ウェスタンブロッティングの二次抗体はMouse Anti-rabbit IgG (Conformation Specific) (L27A9) mAb #3678を用いました。

共免疫沈降のデータ

共免疫沈降によるmTORC1複合体の解析を上に示しました。mTORC1複合体の構成因子として知られるGβL、mTOR、Raptorを特異的な抗体でプルダウンしました。全て、HeLa細胞抽出物を用いた実験であり、免疫沈降 (IP)、ウェスタンブロッティングに用いた抗体を下に記しました。レーン1:10% input,、レーン2:免疫沈降によるプルダウンサンプル。

図A. IP: GβL (86B8) Rabbit mAb #3274. ​ウェスタンブロッティング: mTOR Antibody #2972

図B. IP: mTOR Antibody #2972. ​ウェスタンブロッティング: Raptor (24C12) Rabbit mAb #2280

図C. IP: Raptor (24C12) Rabbit mAb #2280. ​ウェスタンブロッティング: GβL (86B8) Rabbit mAb #3274

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