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PI3K/Akt基質表

報告されているAktによるリン酸化の下流標的をPI3K/Akt基質表にまとめました。この表には併せて、関連するリン酸化部位、参考文献、リン酸化の効果の情報も記載してあります。この表はCSTのが管理運営する、翻訳後修飾のオープン科学リソース、PhosphoSitePlus®を用いて作成されており、www.phosphosite.orgのウェブサイトで皆様にご利用いただけます。

基質 アイソフォーム 生物種 サイト ヒトのサイト シーケンス (+/-) PMID 基質の機能&リン酸化の効果
14-3-3 z Akt1 ヒト S58 S58 VVGARRSsWRVVssI 11956222 シグナル伝達、チェックポイント制御、アポトーシス、栄養センシング経路における重要な調節タンパクです。リン酸化の効果は不明です。
acinus Akt1 ヒト S1180 S1180 GPRsRsRsRDRRRKE 18559500, 16177823 アポトーシスにおけるクロマチン凝集を誘導します。リン酸化はこのプロセスを阻害します。
  Akt1 ラット S1329 S1331 HSRSRSRsTPVRDRG 16177823
ACLY Akt1 マウス S455 S455 PAPSRtAsFsESRAD 16007201 細胞質中のアセチル-CoAやオキサロ酢酸 (OAA) の合成を触媒します。リン酸化は酵素の触媒活性を増強します。
ADRB2 Akt1 ヒト S346 S346 LLCLRRssLKAyGNG 11809767 エピネフリンおよびノルエピネフリンに結合する受容体で、中枢神経系で神経調節物質として機能。また、血管系ではホルモンとして機能。;インスリン刺激に応答したリン酸化は、ADBR2の隔離を誘導します。
Akt1 Akt1 ヒト S246, T72 S246, T72 LSRERVFsEDRARFY, TERPRPNtFIIRCLQ 16549426 インスリンや様々な増殖因子・生存因子により活性化され、Wortmannin感受性のP13キナーゼがによって制御される、生存維持やアポトーシスで機能します。自己リン酸化によってキナーゼを活性化します。
  Akt1 マウス S473 S473 RPHFPQFsYsAsGtA 11570877, 10722653
AMPKA1 Akt1 ラット S485 S485 ATPQRSGsISNYRSC 16340011 エネルギー恒常性の制御で重要な役割を担う、ヘテロ三量体複合体です。リン酸化はAMPK活性を調節します。
AMPKA2 Akt1 ラット S491 S491 STPQRSCsAAGLHRP 16340011 エネルギー恒常性の制御で重要な役割を担う、ヘテロ三量体複合体です。リン酸化はAMPK活性を調節します。
APS Akt1 ラット S588 S598 SARSRSNsTEHLLEA 16141217 インスリン刺激によるグルコース輸送のシグナル伝達において、インスリン受容体へリクルートされるアダプタータンパク質です。リン酸化は膜への局在化を促進します。
AR Akt1 ヒト S213, S791 S213, S791 SGRAREAsGAPTsSK, CVRMRHLsQEFGWLQ 11404460, 14555644, 1747045811156376 核内受容体です。リン酸化は、ARの活性化を抑制し、その標的遺伝子の発現およびアポトーシスを抑制します。
arfaptin 2 Akt1 ヒト S260 S260 GTRGRLEsAQATFQA 15809304 Hungtington病の一要因とされている、タンパク質と相互作用するADPリボシル化因子です。リン酸化は神経細胞の生存維持と神経保護を促進します。
ARHGAP22 Akt1 ヒト S16 S16 ARRARSKsLVMGEQS 21969604 Rac1を阻害するRho GTPase活性化因子です。リン酸化によって、14-3-3​の結合と細胞運動性の制御をします。
AS160 Akt1 ヒト T642 T642 QFRRRAHtFsHPPss 16880201, 11994271, 16935857 インスリン刺激によるRab GTPase活性化タンパク質で、構造的および機能的にTBC1D1と類似しています。リン酸化はGlut4の移行を促進します。
ASK1 Akt1, Akt2 ヒト S83 S83 ATRGRGssVGGGSRR 11154276, 15782121, 15911620, 1450057112697749 JNK経路を介してアポトーシスを誘導するMAPKKKです。リン酸化は活性を阻害し、生存を促進します。
ataxin-1 Akt1 ヒト S775 S775 ATRKRRWsAPESRKL 1754000812757707 14-3-3がAtaxin-1と結合することで安定化し、ポリグルタミンの凝集と神経変性を誘発します。リン酸化は14-3-3​の結合を促進します。
B-Raf Akt1, Akt3 ヒト S365, S429 S365, S429 GQRDRsssAPNVHIN, PQRERKsssSsEDRN 1086935918451171 Erk1/2経路のシグナル伝達中間体です。リン酸化によって阻害されます。
BAD Akt1 ヒト S99 S99 PFRGRsRsAPPNLWA 11020382, 1055899019667065 アポトーシス促進性タンパク質です。リン酸化は機能を阻害し、生存を促進します。
Akt1 マウス S112, S155 S75, S118 ETRsRHssyPAGtEE, GRELRRMsDEFEGSF 938117811723239, 10983986, 1512368910949026
Bcl-10 Akt1 ヒト S218, S231 S218, S231 EEGTCANsSEMFLPL, PLRSRtVsRQ_____ 16280327 CARD (Caspase Recruitment Domain) を有するタンパク質で、アポトーシスを誘導しすることや、NF-κBを活性化することが示されています。リン酸化は核移行を誘導します。
Bcl-xL Akt1 ラット S106 S106 LRYRRAFsDLTSQLH 18951975 アポトーシス性のタンパク質に結合し、アポトーシスを抑制します。リン酸化はVDAC結合を促進します。
Bex1 Akt1 ラット S105 S102 KLRERQLsHSLRAVS 16498402 NGFをはじめとしたニューロトロフィンのシグナル伝達アダプター分子で、細胞周期の進行に関与します。リン酸化はプロテアソームによる分解を抑制します。
Bim Akt1 ヒト S87 S87 FIFMRRssLLSRSss 16282323 アポトーシス促進タンパク質です。リン酸化は14-3-3結合/不活性化、細胞生存を促進します。
BRCA1 Akt1 ヒト S694, T509 S694, T509 QTSKRHDsDTFPELK, LKRKRRPtsGLHPED 20085797, 10542266 乳がん感受性遺伝子産物で、がん抑制因子と考えられています。リン酸化は、核への局在化を妨げることで、機能を変化させると考えられています。
BRF1 Akt1 ヒト S92, S203 S92, S203 RFRDRsFsEGGERLL, PRLQHsFsFAGFPSA 1703060815538381 mRNAの3'非翻訳領域にみられるAUリッチ領域 (ARE) に結合する、CCCH Znフィンガータンパク質です。エキソソームによるmRNAの脱アデニル化および迅速な分解を促進します。リン酸化は、14-3-3タンパク質の結合とBRF1の不活性化をもたらします。
CACNB2 Akt1 ラット S625 S630 KQRSRHKsKDRYCDK 15311280 電位依存性カルシウムチャネルです。リン酸化は形質膜へのチャネル輸送を制御します。
CaRHSP1 Akt1 ヒト S52 S52 tRRtRtFsAtVRASQ 15910284 RNA結合タンパク質です。リン酸化の効果は現在のところ不明です。
Casp9 Akt1 ヒト S196 S196 KLRRRFssLHFMVEV 9812896 アポトーシスを開始させるプロテアーゼです。リン酸化はプロテアーゼ活性を阻害します。
CBP Akt1 マウス T1872 T1871 LMRRRMAtMNTRNVP 17166829 ヒストンおよび非ヒストンタンパク質をアセチル化します。リン酸化は、活性を増大させます。
CBY1 Akt1, Akt2 ヒト S20 S20 TPPRKSAsLSNLHsL 18573912 Wntシグナル伝達経路を阻害します。リン酸化は、細胞質の14-3-3​の結合を引き起こしβ-Cateninを隔離させます。
CCT2 Akt1 ヒト S260 S260 GsRVRVDstAkVAEI 19332537 タンパク質シャペロン複合体のメンバーです。リン酸化の影響は現在のところ不明です。
CD34 Akt2 マウス S343 S346 yssGPGAsPETQGKA 21499536 I型膜貫通型糖リン酸化タンパク質で、造血幹細胞/前駆細胞、血管内皮、一部の線維芽細胞で発現します。細胞接着の負の制御因子として機能します。リン酸化の影響は現在のところ不明です。
Cdc25B Akt1 マウス S351 S353 VQSKRRKsVtPLEEQ 17554083 Cdc2活性化を引き起こす、ホスファターゼです。リン酸化はM期促進因子の活性化を促進します。
CDK2 Akt1 ヒト T39 T39 LkKIRLDtETEGVPs 18354084 S期で機能するサイクリン依存性キナーゼです。リン酸化はサイクリンAの結合を増加します。
CELF1 Akt1 ヒト S28 S28 GQVPRTWsEKDLREL 18570922 RNA結合タンパク質です。リン酸化はサイクリンD1 mRNAとの相互作用を増強します。
CENTB1 Akt1 ヒト S554 S554 SIRPRPGsLRSKPEP 16256741 ARFタンパク質のGTPase活性化タンパク質 (GAP) です。リン酸化は、b1-integrinを含むエンドソームのリサイクリングや、細胞遊走を抑制します。
CENTG1 Akt1 ヒト S985 S985 THLSRVRsLDLDDWP 19176382 ARF1およびARF5のGTPase活性化タンパク質 (GAP) です。リン酸化は、CENTG1のGTP結合およびNF-κB活性を増強します。
CFLAR Akt1 ヒト S273 S273 LLRDTFTsLGYEVQK 19339247 アポトーシスの調節因子です。リン酸化によって分解が促進されます。
Chk1 Akt1 ヒト S280 S280 AKRPRVtsGGVsEsP 1510760512062056 DNA損傷のエフェクターとして知られ、DNA損傷中のG2/M移行を制御します。リン酸化はATM/ATRによるリン酸化を妨げることで機能を阻害します。
CK1-D Akt1 ラット S370 S370 MERERKVsMRLHRGA 17594292 キナーゼであり、生物時計のコア因子です。リン酸化はキナーゼ活性を阻害します。
CLK2 Akt1 ヒト S34, T127 S34, T127 HKRRRSRsWSSSSDR, RRRRRSRtFSRSSSQ 20682768 セリン/スレオニンキナーゼとチロシンキナーゼの二面性をもつキナーゼです。リン酸化は電離放射線照射後の細胞生存を促進します。
Cot Akt1 ヒト S400 S400 EDQPRCQsLDSALLE 12138205 がん遺伝子です。リン酸化はNF-κB依存的な転写を誘導します。
CREB Akt1 ラット S133 S133 EILsRRPsYRkILND 9829964 cAMP応答配列に結合して標的遺伝子を活性化する、bZIP転写因子です。リン酸化によって活性化されます。
CTNNB1 Akt1, Akt2 ヒト S552 S552 QDtQRRtsMGGtQQQ 17287208 Wntシグナル伝達経路のタンパク質です。リン酸化は核への局在化を引き起こします。
CTNND2 Akt1 マウス T454 T457 tGTFRtstAPssPGV 17993462 接着分子の制御をする転写活性化因子です。リン酸化は、p190RhoGEFへの結合を促進して樹状突起形成を誘導します。
Cx43 Akt1 ラット S369 S369 RPssRAssRAssRPR 18163231 ギャップ結合タンパク質です。リン酸化は14-3-3結合を可能にします。
Akt1, Akt3 ラット S373 S373 RAssRAssRPRPDDL 1700871718163231
DLC1 Akt1 ラット S330 S766 VTRTRSLsTCNKRVG 16338927 がん抑制因子として知られています。インスリン刺激を受けるリン酸化タンパク質で、Glut4の局在変化に関与する可能性があります。リン酸化はおそらく自身のGAP活性を阻害します。
DNAJC5 Akt1 ラット S10 S10 DQRQRsLsTSGESLY 16243840 エクソサイトーシスに関与します。リン酸化は後期エクソサイトーシスのカイネティクスを制御します。
DNMT1 Akt1 ヒト S143 S143 RtPRRsksDGEAkPE 21151116 維持メチルトランスフェラーゼで、DNAの複製中に適切なメチル化パターンを新規に合成されたDNAへ写し取ります。リン酸化はDNMT1安定性を増大し、メチル化を防止します。
EDC3 Akt1, Akt2 ヒト S161 S161 sFRRRHNsWssSsRH 20051463 mRNAの5'キャップ構造の除去に関与します。リン酸化は、14-3-3タンパク質の相互作用を誘導し、mRNAを介したED3媒介型の転写後制御を促進します。
EDG-1 Akt1 ヒト T236 T236 RTRSRRLtFRKNISK 11583630 Gタンパク質共役型受容体です。リン酸化は細胞遊走を促進するシグナル伝達を活性化します。
eIF4B Akt1 マウス S422 S422 RERsRtGsEssQtGA 18836482 mRNAがリボソームに結合するのに必要な分子です。リン酸化は転写活性を増大させます。
ENaC-a Akt1 ラット S621 S594 RFRSRYWsPGRGARG 21220922 ナトリウムの再吸収を媒介する、アミロライド感受性の上皮性ナトリウムチャネルです。リン酸化はENaC特異的活性を増大させます。
eNOS Akt1 ヒト S615, S1177 S615, S1177 SYKIRFNsISCSDPL, TsRIRtQsFsLQERQ 12511559, 12446767, 10376603, 1862203912171920 一酸化窒素 (NO) の産生を触媒する酵素です。リン酸化は、酵素の活性化、NO産生、心血管の恒常性 (血管拡張、血管リモデリング、血管新生) をもたらします。
EphA2 Akt1 ヒト S897 S897 RVsIRLPstsGsEGV 19573808 GPIアンカーEphrin Aリガンドへ結合する受容体型チロシンキナーゼです。細胞接着、細胞遊走、軸索ガイダンス、恒常性維持の調節をします。リン酸化は、EphA2に誘導される細胞遊走や浸潤を調節します。
ER-a Akt1, Akt2 ヒト S167 S167 GGRERLAsTNDKGSM 11139588, 1611310211507039 核内受容体、転写因子です。リン酸化によって活性化され、乳腺細胞や子宮細胞を増殖させる遺伝子の発現を増加させます。
Akt1 ヒト S305 S305 IkRSkkNsLALSLtA 20101208
ER-b Akt1 マウス S236 D236 VRRQRSAsEQVHCLN 17166829 核内受容体、転写因子です。リン酸化は補助因子の結合を妨げ、活性を低下させます。
EZH2 Akt1 ヒト S21 S21 CWRKRVKsEYMRLRQ 16224021 メチルトランスフェラーゼです。リン酸化は、Histone H3のLys27へのメチル化を低下させ、遺伝子発現を増加させます。
ezrin Akt2 ヒト T567 T567 QGRDKYKtLRQIRQG 15531580 形質膜/細胞骨格のリンカータンパク質です。リン酸化は、アクチン結合と細胞骨格形成を促進します。
FANCA Akt1 ヒト S1149 S1149 CLRSRDPsLMVDFIL 11855836 DNA修復に関与するATPaseです。リン酸化はAktによって負に制御されます。
FLEG1 Akt1 ヒト S486 S486 GLEtRRLsLPSsKAK 17256767 特定のヒストンをセントロメアへ配置させるシャペロンタンパク質です。リン酸化は14-3-3への結合を可能にします。
FLNC Akt1, Akt2 ヒト S2233 S2233 LGRERLGsFGsItRQ 15461588 筋細胞で機能する筋特異的なフィラミンです。リン酸化の効果は現在のところ不明です。
FOXA2 Akt1 ヒト T156 T156 KTYRRSYtHAKPPYS 14500912 胚発生および分化に関与する転写因子です。リン酸化は核の排除およびFoxA2依存性転写活性の阻害をもたらします。
FOXG1 Akt1 ヒト T279 T279 KLRRRSttsRAKLAF 17435750 脳の発生に関与する転写抑制因子;リン酸化は核外輸送を促進します。
FOXO1A Akt1 ヒト S256, S319, T24 S256, S319, T24 sPrRrAAsMDNNSkF, TFRPRtssNAsTIsG, LPRPRSCtWPLPRPE 15668399, 10358075, 11237865, 16076959, 11311120 細胞周期停止、アポトーシス、グルコース代謝に関与する転写因子です。リン酸化は、核からの輸送を引き起こし、活性を阻害します。
FOXO3A Akt1 ヒト S253, T32 S253, T32 APRRRAVsMDNSNKY, QSRPRsCtWPLQRPE 10910908, 10995739, 1010227311154281 細胞周期停止やアポトーシスに関与する転写因子です。リン酸化は核からの輸送を引き起こし、活性を阻害します。
FOXO4 Akt1 ヒト S197, S262, T32 S197, S262, T32 APRRRAAsMDSSSKL, TFRPRSssNASSVST, QSRPRsCtWPLPRPE 11313479, 11313479, 1021714716272144 細胞周期停止、アポトーシス、インスリンシグナル伝達に関与する転写因子です。リン酸化は核からの輸送を引き起こし、活性を阻害します。
Gab2 Akt1 ヒト S159 S159 LLRERKSsAPSHsSQ 11782427 RTKシグナルを仲介するドッキング/足場タンパク質、原がん遺伝子として知られています。リン酸化は活性を阻害します。
GABRB2 Akt1 ラット S434 S434 SRLRRRAsQLKITIP 12818177 脳において早い抑制性シナプス伝達を媒介する受容体です。リン酸化は細胞表面の受容体数を増加させます。
GAPDH Akt2 ヒト T237 T237 GMAFRVPtANVSVVD 21979951 解糖系のグリセルアルデヒド-3-リン酸のリン酸化を触媒します。リン酸化は核移行およびGAPDH誘導性のアポトーシスを減少させます。
GATA1 Akt1 ヒト S310 S310 QTRNRKAsGkGkkkR 16107690 転写因子です。リン酸化は活性を増加し、血液細胞の分化を促進します。
GATA2 Akt1 ヒト S401 S401 QTRNRKMsNKSKKSK 15837948 転写因子です。リン酸化は脂肪生成の促進を阻害し、炎症を低減します。
girdin Akt1 ヒト S1417 S1417 INRERQKsLtLTPTR 16139227 アクチン結合タンパク質です。リン酸化は細胞の遊走を促進します。
GOLGA3 Akt1 マウス S174, S385 S174, S389 VKRHRERsSQPAtKM, EVRsRRDsICsSVSM 17888676 ゴルジ体自己抗原です。リン酸化はアポトーシスを減少させます。
Grb10 Akt1 マウス S455 S428 NAPMRsVsENsLVAM 15722337 多くの受容体型チロシンキナーゼと、その下流分子と相互作用するアダプタータンパク質で、シグナル伝達を媒介します。リン酸化は14-3-3への結合を可能にします。
GSK-3a Akt1 ヒト S21 S21 SGRARtssFAEPGGG 11340086, 11563975, 11577096 グリコーゲンシンターゼをリン酸化・失活させるセリン/スレオニンプロテインキナーゼです。リン酸化は活性化を阻害します。
GSK-3b Akt1 ヒト S9 S9 SGRPRttsFAESCKP 12900420, 15457186, 11563975, 11340086, 115770968985174 グリコーゲンシンターゼをリン酸化・失活させるセリン/スレオニンプロテインキナーゼです。リン酸化は活性化を阻害します。
H2B Akt1 ヒト S37 S37 RKRsRkEsysIyVyk 8985174 ヌクレオソームコアの構成分子です。リン酸化の効果は現在のところ不明です。
H3 Akt1 マウス S10 S10 tKQTARksTGGkAPR 12529330 ヌクレオソームコアの構成分子です。リン酸化は有糸分裂および減数分裂中の染色体凝縮と相関します。
HMOX1 Akt1 ヒト S188 S188 LYRSRMNsLEMtPAV 15581622 ストレス応答に関与するヘムオキシゲナーゼです。リン酸化は結合親和性を調節します。
hnRNP A1 Akt1 ヒト S199 S199 sQrGrsGsGNFGGGr 18562319 hnRNP粒子内へのpre-mRNAパッケージングに関与し、poly(A) mRNAを細胞質から核へ輸送します。リン酸化はサイクリンD1とc-MycのIRES活性における役割を調節します。
hnRNP E1 Akt1, Akt2 マウス S43 S43 VKRIREEsGARINIS 20154680 一本鎖核酸へ結合します。リン酸化は、BAT因子の結合阻害や、Dab2やILEIのmRNAの翻訳活性化をもたらします。
HSP27 Akt1 ヒト S82 S82 RALsRQLssGVSEIR 12740362 ストレスや有害環境変化への細胞耐性を与える熱ショックタンパク質です。リン酸化は三次構造を変え、アクチン重合を調節、再編成します。
HTRA2 Akt1, Akt2 ヒト S212 S212 RVRVRLLsGDTYEAV 17311912 アポトーシス中に放出されるプロテアーゼです。リン酸化は活性を阻害し、そのアポトーシス促進機能を減弱させます。
Huntingtin Akt1 ヒト S421 S421 GGRsRsGsIVELIAG 12062094, 14725621, 1584339816452687 Huntington関連分子です。Aktのリン酸化は核の凝集をブロックし、神経を保護します。
IKK-a Akt1, Akt2 ヒト T23 T23 EMRERLGtGGFGNVC 18515365, 12048203, 1048571019609947 NF-κBシグナル伝達中間分子です。リン酸化はNF-κBおよび免疫/ストレス応答を活性化します。
IP3R1 Akt1 ラット S2682 S2690 FPRMRAMsLVSSDSE 16332683 Ca2+の放出およびシグナル伝達に関与します。リン酸化はアポトーシス耐性を誘導し、これはCaspase-3を不活性化するためであると考えられています。
IRAK1 Akt1 ヒト T100 T100 LRARDIItAWHPPAP 11976320 Tollシグナル伝達に関与する、セリン/スレオニン特異的IL-1受容体結合型キナーゼです。リン酸化はIRAK媒介型NK-κB活性化を阻害します。
IRS1 Akt1 ヒト S629 S629 VPSGRKGsGDyMPMs 17640984 インスリン受容体シグナル伝達の中間分子です。リン酸化は機能を阻害します。
Akt1 ラット S522 S527 RFRKRTHsAGTSPTI 17579213
KHSRP Akt1, Akt2 ヒト S193 S193 GLPERSVsLTGAPES 17177604 RNA分解装置をリクルートし、mRNA分解の活性化、スプライシングの調節などを行います。リン酸化により分解され、RNA分解が抑制されます。
Kv11.1 iso5 Akt1 ヒト T897 T897 SFRRRtDtDtEQPGE 18791070 電位開口型カリウムチャネルの膜孔形成サブユニットで、心筋細胞の律動的な興奮性や、内分泌細胞に必須です。リン酸化はチャネルを阻害します。
Lamin A/C Akt1 ラット S301, S404 S301, S404 RSRGRASsHSSQSQG 18808171 核ラミナの構成因子です。リン酸化は核ラミナの機能を調節します。
LTB4R2 Akt1 ヒト T355 T355 GGRsREGtMELRTTP 22044535 走化性に関与する低親和性ロイコトリエン受容体です。リン酸化は走化性応答の活性化を調節します。
Mad1 Akt1 ヒト S145 S145 IERIRMDsIGSTVSS 1845102719526459, 紡錘体形成チェックポイントの構成因子です。リン酸化はユビキチン化と、26Sプロテアソームによる分解をもたらします。
MDM2 Akt1 ヒト S166, S186, S188 S166, S186, S188 SsRRRAIsEtEENsD, RQRKRHKsDsIsLsF, RKRHKsDsIsLsFDE 1171501815169778, 11504915, 11850850, 11923280, 15527798, 11960368 p53の分解に関与するユビチキンリガーゼです。リン酸化によって核移行とp53の阻害が起こります。
MDM4 Akt1 ヒト S367 S367 PDCRRtIsAPVVRPK 18356162 p53分解とアポトーシスに関与するRINGフィンガードメインタンパク質です。リン酸化はMDM4とMDM2を安定化します。
METTL1 Akt1 ヒト S27 S27 yYRQrAHsNPMADHT 15861136 tRNAのm7G46形成を触媒します。リン酸化によって不活性化します。
MKK4 Akt1 ヒト S80 S80 IERLRtHsIEsSGKL 15911620, 11707464 ストレス/炎症に関与するJNK/SAPK経路のシグナル伝達中間分子です。リン酸化は活性を阻害します。
MLK3 Akt1 ヒト S674 S674 PGRERGEsPTtPPTP 12458207 JNKの関与する神経細胞死に寄与します。リン酸化は活性を阻害します。
MST1 Akt1 ヒト T120 T120 IIRLRNktLTEDEIA 19940129 アポトーシス促進性キナーゼです。リン酸化によって、キナーゼ活性および核移行をが抑制され、アポトーシス促進シグナル伝達が阻害されます。
MST2 Akt1 ヒト T117, T384 T117, T384 IIRLRNktLIEDEIA, GTMKRNAtsPQVQRP 20231902, 20086174 MAPK経路上流の活性化分子で、アポトーシス、形態形成、細胞骨格の再構成を調節します。リン酸化はアポトーシス促進機能を阻害します。
mTOR Akt1 ヒト T2446, S2448 T2446, S2448 RsRtRtDsysAGQsV 1520867110910062, 10567225 タンパク質合成や細胞増殖に関与します。リン酸化は活性を増大させます。
MYO5A Akt2 マウス S1650 S1652 GLRKRtssIADEGty 17515613 アクチンベースのモータータンパク質で、細胞質の小胞輸送および足場の役割を担っています。リン酸化はインスリンに誘導されるGlut4小胞移行を促進します。
Myt1 Akt1 ヒトデ S75 S83 ESRPRAVsFRQSEPS 11802161 Wee1ファミリーのメンバーで細胞周期調節因子です。リン酸化はMyt1を抑制し、M期を開始します。
NDRG2 Akt1 ヒト S332, T348 S332, T348 LsRsRtAsLtsAAsV, GNRsRsRtLsQssEs 15461589 インスリンで刺激されるリン酸化タンパク質です。リン酸化はインスリンシグナル伝達を促進します。
NFAT90 Akt1 ヒト S647 S647 rGrGRGGsIRGRGRG 18097023, 20870937 翻訳抑制タンパク質です。核外輸送にリン酸化が必要です。
NHE1 Akt1 ヒト S648, S703, S796 S648, S703, S796 KTRQRLRsyNRHTLV, MsRARIGsDPLAyEP, QRIQRCLsDPGPHPE 18757828, 20026127 pH調節およびシグナル伝達に関与するナトリウム/水素交換輸送体です。リン酸化は活性を阻害します。
NMDAR2C Akt1 マウス S1084 S1081 GPRPRHAsLPSSVAE 19477150 グルタミン酸受容体チャネルサブユニットです。リン酸化によって14-3-3εへの結合が促進し、小脳のNMDA受容体の表面発現の増加が起こります。
Akt1 ラット S1083 S1081 GPRPRHAsLPSSVAE 19477150
NuaK1 Akt1 ヒト S600 S600 PARQRIRsCVSAENF 1506017112409306 AMPKファミリーメンバーで、グルコース飢餓条件で細胞の生存維持に寄与します。リン酸化はキナーゼ活性を増大させます。
Nur77 Akt1 ヒト S351 S351 GRRGRLPsKPKQPPD 1643497011274386 核内受容体、転写因子で、T細胞のアポトーシスを調節します。リン酸化は転写活性を阻害します。
p21 Cip1 Akt1 ヒト S146, T145 S146, T145 GRkRRQtsMTDFYHs, QGRkRRQtsMTDFYH 1785566011231573, 1175641215173090, 11463845, 116982699 細胞周期および細胞生存を調節します。リン酸化はタンパク質の安定性を増大させます。
p27Kip1 Akt1 ヒト S10, T157, T198 S10, T157, T198 NVRVsNGsPsLErMD, GIRkrPAtDDSSTQN, PGLRRRQt_______ 18710949, 12042314, 12244302 G1細胞周期制限点を強化する、CDK阻害タンパク質です。リン酸化は14-3-3結合と細胞質への局在化を促進します。
p300 Akt1 ヒト S1834 S1834 MLRRRMAsMQRTGVV 1602479511116148 転写のコアクチベーターです。リン酸化は、細胞タイプや生理的刺激によって、転写活性を活性化または抑制します。
p47phox Akt1 ヒト S304, S328 S304, S328 GAPPRRssIRNAHSI, QDAYRRNsVRFLQQR 12734380 食細胞NADPHオキシダーゼ複合体の構成因子です。病原体の侵入に応答して、酸素の還元反応を触媒し、スーパーオキシドを産生します。リン酸化はp47hox呼吸性バースト活性を調節します。
PAK1 Akt1 マウス S21 S21 APPMRNTsTMIGAGS 14585966 p21活性化キナーゼ (PAK) です。細胞骨格再構成、MAPKシグナル伝達、アポトーシスシグナル伝達、食細胞NADPHオキシダーゼの制御、成長因子誘発性神経突起伸長に関与します。Ser21のリン酸化はアダプタータンパク質Nckとの結合を調節します。
palladin Akt1 ヒト S1118 S1118 VRRPRsRsRDsGDEN 20471940 アクチン結合タンパク質です。リン酸化はFアクチンの束化を促進し、細胞遊走を阻害します。
PAR-4 Akt1 ラット S249 N257 SRHNRDTsAPANFAS 16209943 アポトーシス促進性因子で、Fas-FADD-Caspase-8経路の活性化と、NF-κB生存維持経路の阻害をします。リン酸化は核移行を妨げ、細胞生存を促進します。
PDCD4 Akt1 ヒト S67, S457 S67, S457 kRRLRKNssRDsGRG, RGRKRFVsEGDGGRL 16357133 アポトーシス中に強く誘導されるがん抑制タンパク質です。リン酸化はがん抑制機能を阻害します。
PDE3A Akt1 マウス S290, S291, S292 S290, S291, S292 GWKRRRRsssVVAGE, WKRRRRsssVVAGEM, KRRRRsssVVAGEMS 17124499 cAMPおよびcGMPのレベル、インスリン依存性卵成熟を調節します。リン酸化は活性を増大させます。
PDE3B Akt1 マウス S273 S295 VIRPRRRssCVsLGE 10454575 cAMPおよびcGMPのレベルを調節します。また、インスリンによって活性化され、脂肪分解を調節します。リン酸化は活性を増大させます。
PEA-15 Akt1 ヒト S116 S116 KDIIRQPsEEEIIKL 12808093 細胞増殖、細胞死およびグルコース利用を調整することが知られている、リン酸化タンパク質です。リン酸化はFADDやErkへの結合を媒介し、さらにErkやアポトーシスシグナル伝達経路を調節します。
peripherin Akt1 マウス S66 S59 SSSARLGsFRAPRAG 17569669 ニューロンの中間径フィラメントタンパク質です。リン酸化は運動神経の再生を促進します。
PFKFB2 Akt1 ヒト S466, S483 S466, S483 PVRMRRNsFtPLSSS, IRRPRNysVGSRPLK 12853467 インスリンによるグルコース代謝に関与する解糖系酵素です。リン酸化は活性を増大させます。
PFKFB3 Akt1 ヒト S461 S461 NPLMRRNsVtPLAsP 15896703 フルクトース-2,6-二リン酸の合成および分解に関与します。リン酸化は阻害に対する感度を低下させます。
PGC-1 a Akt1, Akt2 マウス S570 S571 RMRSRsRsFsRHRSC 17554339 糖新生および脂肪酸の酸化を調節します。リン酸化は機能を阻害します。
PIP5K Akt1 ヒト S307 S307 PARNRsAsItNLsLD 15546921 膜輸送に関与するタンパク質/脂質キナーゼです。インスリンに応答してリン酸化されます。
Akt1 マウス S105 S105 EELHRRSsVLENTLP 20513353
PLB Akt1 ラット S16 S16 RSAIRRAstIEMPQQ 18838385 筋小胞体の主要なリン酸化タンパク質カルシウム制御因子;リン酸化は抑制を解除し、筋小胞体によるカルシウム取り込みを増大させます。
PLCG1 Akt1 ヒト S1248 S1248 HGRAREGsFEsRyQQ 16525023 PI 4,5二リン酸からIP3とDAGへの反応を触媒し、細胞内Ca2+レベルを増加させます。リン酸化は活性を上昇させ、EGFに応答した細胞運動性を増強させます。
PPP1CA Akt1 ヒト T320 T320 NPGGRPItPPRNSAK 14633703 細胞周期の調節に関与するセリン/スレオニンホスファターゼです。リン酸化は活性を阻害します。
PRAS40 Akt1 ヒト T246 T246 LPRPRLNtsDFQKLK 12524439, 17277771, 18372248 mTORに結合して阻害します。リン酸化は14-3-3結合/阻害を引き起こし、タンパク質合成の増加をもたらします。
PRPF19 Akt1 ヒト T193 T193 ERKKRGKtVPEELVK 20629186 スプライソソームのメンバーで、DNA二重鎖断裂修復で機能することも知られています。リン酸化は14-3-3結合を可能にします。
PRPK Akt1 ヒト S250 S250 RLRGRKRsMVG____ 17712528 p53結合するキナーゼです。リン酸化によって活性化し、p53をリン酸化します。
PTP1B Akt1 ヒト S50 S50 RNRyRDVsPFDHsRI 11579209 インスリン受容体を脱リン酸化するタンパク質チロシンホスファターゼです。リン酸化は活性を阻害します。
QIK Akt2 マウス S358 S358 DGRQRRPstIAEQTV 17805301 AMPK関連タンパク質です。リン酸化によってはキナーゼが活性化し、TORC2のユビキチン化/分解を促進します。
Rac1 Akt1 ヒト S71 S71 yDRLRPLsYPQTDVF 10617634 Rho-GTPaseで、アクチン細胞骨格形成に関与します。リン酸化はGTP結合活性を阻害します。
Raf1 Akt1 マウス S259 S259 SQRQRStsTPNVHMV 1208709712087097 Erk1/2経路のシグナル伝達中間分子です。リン酸化は活性を阻害します。
Akt1 ラット S259 S259 SQRQRSTsTPNVHMV 11443134
RANBP3 Akt1 ヒト S126 S126 VKRERtssLtQFPPs 18280241 RAN結合タンパク質3​。核内輸送に関与します。リン酸化はRan結合を調節し、核輸送を制御します。
RARA Akt1 ヒト S96 S96 FVCQDKSsGYHYGVS 16417524 レチノイン酸の核内受容体で、遺伝子発現を直接的に調節します。DNA結合ドメインのリン酸化はRARA活性を阻害します。
RGC32 Akt1 ヒト S65 S65 ERMKRRSsAsVSDSS 19162005 DNA損傷に応答する細胞周期特異性キナーゼの調節因子です。リン酸化によって活性化し、増殖因子を制御します。
RNF11 Akt1 ヒト T135 T135 DWLMRSFtCPSCMEP 16123141 ユビキチン編集複合体のメンバーで、一過性の炎症性シグナル伝達を調節します。リン酸化は14-3-3結合を可能にします。
Ron Akt1 ヒト S1394 S1394 VRRPRPLsEPPRPT_ 1291967714505491 マクロファージ刺激タンパク質 (MSP) に対する受容体型チロシンキナーゼで、細胞接着、増殖、遊走に関与します。リン酸化によって14-3-3に結合します。
RPS3 Akt1 ヒト T70 T70 GrrIrELtAVVQkRF 20605787 40Sリボソームサブユニットのメンバーで、神経細胞のアポトーシスを誘導し、エンドヌクレアーゼとしても機能します。リン酸化はアポトーシス促進機能を阻害します。また、核内移行/蓄積を増加させ、DNA修復を高めます。
S6 Akt1 マウス S236 S236 AKRRRLssLRAstsK 12151408 S6リボソームタンパク質です。リン酸化はタンパク質を活性化し、タンパク質合成を促進します。
Akt1, Akt2 ラット S235, S236 S235, S236 IAKRRRLssLRAsts, AKRRRLssLRAstsK 15358595
SFRS5 Akt2 ラット S86 S86 GRGRGRYsDRFSSRR 15684423 スプライソソームのメンバーで、恒常的、選択的スプライシングに関与します。リン酸化によって、選択的スプライシングによるエクソンインクルージョンが活性化します。
SH3BP4 Akt1 マウス S245 S246 FRSKRSysLsELsVL 19122209 エンドサイトーシスを介して、トランスフェリン受容体の選択的内部移行を制御します。リン酸化は形質膜での14-3-3結合を促進します。
SH3RF1 Akt1, Akt2 ヒト S304 S304 KNTKKRHsFtsLTMA 17535800 活性化されたRacへ結合し、JNK活性化を介してアポトーシスを促進する足場タンパク質です。リン酸化がRac結合能を低減し、アポトーシスを促進します。
SKI Akt1 ヒト T458 T458 QPRKRKLtVDTPGAP 19875456 Smadに結合することで、TGF-bシグナル伝達を負に調節します。リン酸化によって不安定化し、SKIによるSmad7発現抑制が低下します。
SOX2 Akt1 マウス T118 T116 kYRPRRktkTLMkKD 20945330 初期胚形成および胚性幹細胞の多能性に必要とされる転写因子です。リン酸化はSOX2を安定化し、転写活性を増加させます。
SRPK2 Akt1 ヒト T492 T492 PSHDRSRtVsAsstG 19592491 スプライシング因子のセリン/アルギニンファミリーを標的とするプロテインキナーゼです。リン酸化によって核移行が起こり、細胞周期の進行やアポトーシスを調節する、標的分子を活性化します。
SSB Akt1 マウス T301 T302 LLRNKKVtWKVLEGH 18836485 RNAポリメラーゼIII転写物のプロセシングに関与するRNA結合タンパク質です。リン酸化によって、細胞質移行が起こることでポリソームに結合し、特定のmRNAセットの発現を調節します。
STXBP4 Akt2 マウス S99 S99 RAKLRsEsPWEIAFI 15753124 細胞内小胞の形成および移行を阻害します。STXBP4のインスリン刺激によってリン酸化されると、小胞の阻害は解除されます。
SYTL1 Akt1 ヒト S241 S241 RMLSSSSsVSSLNSS 15998322 顆粒開口放出 (エクソサイトーシス) に関与する分泌因子ファミリーメンバーです。リン酸化はSYTL1の核内局在を調節します。
TAL1 Akt1 ヒト T90 T90 EARHRVPttELCRPP 15930267, 19406989 転写因子です。リン酸化によって、転写抑制活性の阻害、細胞内局在の制御が起こります。
TBC1D1 Akt1 ヒト T596 T596 AFRRRANtLsHFPIE 17995453 インスリン刺激によるGlut4輸送に関与するRab GTPase活性化タンパク質です。リン酸化はグルコース輸送を促進します。
TERT Akt1 ヒト S227, S824 S227, S824 GARRRGGsASRSLPL, AVRIRGKsYVQCQGI 10224060 テロメラーゼ逆転写酵素で、染色体長の維持に関与します。リン酸化はテロメラーゼ活性を増強します。
THOC4 Akt1 ヒト S34, T219 S34, T219 RGRGRAGsQGGrGGG, GGGtrRGtRGGARGR 18562279 RNA結合、輸送タンパク質で、転写因子の二量体化を媒介するシャペロンとしても機能します。リン酸化はTHOC4の核内局在化を調節し、mRNA輸送と細胞増殖を活性化します。
TOPBP1 Akt1 ヒト S1159 S1159 EERARLAsNLQWPSC 19477925 ATRのキナーゼ活性を大きく上昇させます。リン酸化はDNA損傷時のATRとTopBP1との結合を妨げます。
TRF1 Akt1 ヒト T273 T273 SKRTRTItSQDKPSG 19160102 テロメア構造を制御します。リン酸化によってテロメア長が短縮されます。
TSC2 Akt1 ヒト S939, S981, T1462 S939, S981, T1462 sFRARstsLNERPKs, AFRCRSIsVSEHVVR, GLRPRGytIsDSAPs 15342917, 12150915, 16636147 mTORを阻害するがん抑制因子です。リン酸化によって機能が阻害され、タンパク質合成の開始が可能になります。
Akt1 ラット S1130, S1132 S1130, S1132 GARDRVRsMsGGHGL, RDRVRsMsGGHGLRV 12172553
TTC3 Akt1 ヒト S378 S378 AYTPRsLsAPIFTTS 20059950 AktのE3リガーゼです。リン酸化によってAktをユビキチン化・不安定化するなど、TTC3の機能を促進します。
TWIST1 Akt1 ヒト S42, S123 S42, S123 GGRKRRSsRRSAGGG, RERQRTQsLNEAFAA 20400976 制御性bHLH転写因子で、抗アポトーシス作用を持ちます。リン酸化はTWIST1を活性化してp53を阻害し、細胞生存を促進します。
USP8 Akt1 マウス T907 T945 TCRRRSRtFEAFMYL 17210635 脱ユビキチン化酵素で、増殖因子受容体の輸送や分解に関与します。リン酸化はタンパク質の安定性を増大させます。
VCP Akt1 ヒト S352, S746, S748 S352, S746, S748 AAtNRPNsIDPALRR, AMRFARRsVsDNDIR, RFARRsVsDNDIRky 1655163216027165 ATPase活性を持つ分子シャペロンです。リン酸化によってアポトーシス促進効果が抑制され、細胞生存を促進すると考えられています。
Vimentin Akt1 ヒト S39 S39 ttsTrtysLGsALRP 20856200 細胞骨格の中間径フィラメントタンパク質です。リン酸化によってタンパク質分解から保護され、細胞運動性および浸潤能が促進されます。
Wee1 Akt1 ヒト S642 S642 KKMNRsVsLTIy___ 15964826 cdc2キナーゼのリン酸化を阻害することで、細胞周期の進行を阻害するプロテインキナーゼです。リン酸化によって細胞内局在が核から細胞質へ変化し、G2/M停止に関与しています。
WNK1 Akt1 ヒト T60 T60 EYRRRRHtMDKDSRG 1461164316081417 イオンチャネルを調節します。WNK1のリン酸化は、SGL1を活性化させ、ナトリウムイオン輸送を制御します。
XIAP Akt1, Akt2 ヒト S87 S87 VGRHRKVsPNCRFIN 1464524217537996 アポトーシス阻害タンパク質です。リン酸化は、ユビキチン化と分解を妨げ、細胞の生存を促進します。
YAP1 Akt1 ヒト S127 S127 PQHVRAHssPAsLQL 12535517 PEBP2やその他の転写因子と共役する転写のこアクチベーターです。リン酸化によって、p73に誘導されるアポトーシスが抑制されます。
YB-1 Akt1 ヒト S102 S102 NPRKyLRsVGDGEtV 22417301 mRNAの安定性および発現に関与する転写/翻訳因子です。リン酸化は活性化および核移行を誘導します。
zyxin Akt1 ヒト S142 S142 PQPREKVssIDLEId 17572661 細胞質と核の間を動く接着斑分子です。リン酸化は腺房との結合と抗アポトーシス活性を促進します。

作成日:2008年10月

改訂日:2015年6月

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