問題を迅速に解決するため、弊社にお問い合わせいただく際は、以下の関連情報をご用意ください。
以下の情報の提供をお願いします。
- 製品のカタログ番号 (標的、希釈率、ロット番号、リファレンスデイト) 使用した二次抗体 (メーカー、蛍光色素、希釈率)
- 別の実験で同じ二次抗体を使用して、染色に成功したか?
- 細胞種 (全血、PBMC、細胞株、骨髄、破砕した組織など)
- 固定/透過化処理プロトコール (特に、透過化処理にメタノールを使用したか?またはキットを使用したか?)
- 他のマーカー/ゲーティング抗体の使用の有無 (CD45、サイトケラチンなど)
- 刺激/阻害のために細胞に施した処理について
- 細胞に標的タンパク質が発現していることを確認したか?
- (リン酸化抗体の場合) 細胞に施した処理が標的のリン酸化を変化させることを確認しているか?
- ポジティブ/ネガティブコントロール (血清飢餓、特異的な阻害剤、リガンドによる活性化など)
- 細胞を処理してから固定するまでにかかった時間
シグナルが検出されない主な理由
- 蛍光色素との組み合わせとして、誤ったレーザー/PMTを用いている
- 不適切な固定および透過化処理 (細胞内抗原に対するほとんどの抗体は、透過化処理に界面活性剤を用いる市販の固定&透過化キットではワークしない)
- 刺激が標的のリン酸化を誘導しなかった
- 標的が脱リン酸化された (例えば、固定の前にCDマーカーとインキュベートするなど、刺激処理と固定の間の待ち時間が長すぎた)