近年の研究の多くは、細胞膜や細胞表面のタンパク質に注目していますが、これらのタンパク質はサンプル中の他の細胞内タンパク質と競合するため、従来のトータルプロテオーム解析では同定される割合が低くなります。CSTが開発した独自の手法により、1度のトータルプロテオーム解析で同定および定量可能な膜タンパク質の数が2倍となり、細胞表面のタンパク質をより詳しく調べることができます。
また、弊社が作成した様々な特徴を持つ350種類以上のがんサンプルと、80種類以上の正常組織サンプルのMembrane-Enrichedトータルプロテオームのデータセットをご覧いただけます。
由来 | 総タンパク質数 | 細胞表面タンパク質数 |
参考資料 | 11,000 | 1,300 |
CST | 11,000 | 2,600 |
Membrane-Enrichedトータルプロテオームサービスは、がん標本の幅広い調査を行い、従来の2倍の数の細胞表面タンパク質の同定と定量が可能です。