科学の成果を最大限に引き出すためには、多様性があり、包括的な環境が必須であると考えます。歴史を振り返ると、偏見や先入観のために多くの科学の可能性が無駄にされてきたことが分かります。これは終わりにしなければなりません。弊社は、従業員と、彼らの考え方の多様性を大切にする文化の育成に努めています。
弊社は、CST内において、地域社会や世界各地のお客様の多様性と複雑性を反映した、より包括的なコミュニティの構築に取り組んでいます。また、弊社の責任は、社外にも及んでいることを理解しています。そのため、弊社は、科学コミュニティや社会全体の多様性と正義のために戦うことを約束します。これは長い道のりになることを認識しており、努力、責任、謙虚さを通じて、進歩を遂げたいと考えています。
CSTは、2025年までに企業リーダーシップチームに50%の多様性を導入することを約束しています。
2020年には、社外の専門家の講師による、多様性、公平性、包括性(DE&I)のトピックに特化した毎月開催されるセミナーシリーズが開始されました。彼らは、多様性、包括性、公平性が何を意味するのか、そして私たち一人ひとりが「共に手を取り合うことでのみ、最高の自分たちになれる」という価値観を実現する方法を学び、弊社コミュニティを豊かにするために、時には難しい話題にも取り組んでいます。初年度は以下のトピックが取り上げられました。
従業員リソースグループ (ERG) は、従業員主導の自発的なグループであり、様々な経験や文化、興味を持つ人々との有意義なつながりを構築することを目的とし、会社の価値観や事業目標に沿った、帰属文化を築くことを目指して活動しています。ERGは、CSTのコミュニティ内におけるLGBTQや科学分野の女性を支援するために設立されました。
プライドシグナリング: 弊社は、提携先と協力し、公表の促進や意識の向上、包括性への障壁に対処するためのプログラムやイニシアチブを提供することにより、CST内におけるLGBTQ+コミュニティが尊重され、歓迎される文化の確立を支援しています。
RISE (Represent | Inspire | Support | Empower): 私たちは仲間と共に、組織における女性の登用を促進し、コラボレーションを可能にし、男女平等を達成するための学習を促進するプログラムの提供により、CSTにおいて女性であると自認するすべての人たちを支援し、能力を高めます。
リバースメンターシッププログラム:CSTのリーダーシップ職が、企業文化についてや、若い従業員たちがキャリアや能力開発についてどう考えているのかなどの新しい視点を持つために開始されたプログラムです。
多文化ポットラック:CSTの従業員は、毎年開催される多文化ポットラックで、同僚の故郷の家庭料理を楽しんでいます。