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Cell Signaling Technology, Inc. BIOKÉ, B.V. を買収し事業を欧州に拡張

マサチューセッツ州ダンバース – 2009 年 7 月 9 日 – Cell Signaling Technology, Inc. 生物医学研究用の抗体や関連試薬製品のトッププロバイダーであるCell Signaling Technology, Inc. (CST) は本日、Benelux地域における研究関連製品の代理店であるBIOKÉ, B.V.の全株を買収したと発表しました。オランダで設立されたBIOKÉ B.V.は、Cell Signaling Technology Europe, B.V.に社名変更し、CSTの欧州拠点となります。CST EuropeはCST, Inc.の完全所有子会社です。2010年1月1日日より、欧州向けの受注を開始します。

CSTの最高執行責任者 (COO) であるFenel M. Eloi氏は次のように述べました。「CSTはすでに世界的に製品の販売をしていますが、これまで欧州では独占販売権を持つ代理店を介して販売が行われていました。この買収により欧州のお客様と代理店へのサポートが改善され、この地域でのCSTのブランド認知がさらに高まることを期待しています。企業には、主要市場での流通経路を良く管理することが必要とされます。2008年に日本に拠点を構え、今年始めには中国へ進出したのもまさにこのためであり、現在のところは今回の欧州での買収で販路の拡充は一区切りとします。」

CSTの設立者であり社長と最高経営責任者 (CEO) を兼任するMichael J. Comb博士は次のように述べています。「昨今の戦略的動向は、市場での存在感を増し、CSTと世界各地のお客様との間のコミュニケーション効率を向上させるものです。これら新規の販売および物流業務は、継続的に最高品質の製品を提供するために必要なことです。また弊社の他に類を見ない最高水準のテクニカルサポートも、これまで以上に活用しやすくなります。」

この世界的戦略は、CSTが設立時から経験してきた継続的な成長を象徴しています。CSTは2年連続で「ボストン近郊企業のトップ100」に選出されています。

Cell Signaling Technologyについて

1999年に設立されたCell Signaling Technology (CST) は株式非公開の会社で、全世界で約300名の従業員と事業を展開しています。CSTは、リン酸化特異的抗体や総タンパク質抗体の開発および製品化において市場のリーダーの地位を確立しており、これら旗艦製品に並行して、関連の試薬製品も開発、製造しています。CSTはシグナル伝達とパスウェイ解析の分野で広く知られています。細胞シグナル伝達経路の異常は、がんや糖尿病、神経変性疾患など様々な疾患の原因になると考えられています。

Rebecca J. Reppucci (MBA)
Cell Signaling Technology, Inc.
Director of Marketing Communications
電話:+1(978)867-2382 (米国)
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