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Cell Signaling Technology, Inc. 新規のモノクローナル抗体探索プラットホームを開発

マサチューセッツ州ダンバース、2012 年 5 月 10 日 - Cell Signaling Technology, Inc. マサチューセッツ州ダンバースに拠点を置くCell Signaling Technology, Inc. (CST) は、抗原特異的なモノクローナル抗体の新規探索プラットホームを開発したことを発表しました。NG-XMT™と名付けられたこの新規の抗体探索技術では、プロテオミクス技術を応用して抗原特異的なモノクローナル抗体を免疫動物の血清から直接同定し、クローン化します。この技術は、5月発行のNature Biotechnology [30, 447 – 452 (2012)]で発表されました。そこに記載されているように、NG-XMT™免疫動物 (ラビットやマウス) の血清からモノクローナル抗体を単離する方法で、従来のアフィニティー精製で得られるポリクローナル抗体と同等かそれ以上の抗原特異的な活性が得られます。

CSTの最高科学責任者 (CSO) であるRoberto D. Polakiewicz博士は、「弊社のプロテオミクスベースのNG-XMT™技術では、従来のハイブリドーマベースの技術より迅速かつ高効率にモノクローナル抗体が得られます。それに加え、特許出願中の弊社の独自技術は、臨床応用が可能なヒトモノクローナル抗体の開発に応用し、ワクチン開発や免疫学の基本的な問題の理解に役立てることができます。CSTは、長年にわたって基礎研究および臨床研究のための高性能な抗体のリーディングカンパニーとして開発と製造の事業を展開しており、この画期的なモノクローナル抗体技術を発表できたことを大変嬉しく思います。」と述べました。

CSTの最高執行責任者 (COO) であるFenel M. Eloi氏は、「NG-XMT™技術は商業化の準備が整っています。CSTは、この技術が市場にもたらし得るすべての方法を模索し、患者の方に貢献することを目指しています。」と述べています。

Cell Signaling Technology, Inc.について

Cell Signaling Technology, Inc.は、生物学研究を加速し、個別化医療を可能にする世界最高品質の革新的な研究用、診断用、治療用製品の開発に全力で取り組んでいます。独自のモノクローナル抗体技術 (XMT®) とPTMScan®プロテオミクス技術を通し、CSTは応用システム生物学研究の第一線に立ち続け、がんなど重要な疾患の原因となる生化学的異常の理解を深めることに貢献し続けます。CSTの社内研究グループはがん研究における顕著な成果をあげており、それにより非小細胞肺がんに関連する知的財産ポートフォリオを築いてきました。

詳細情報については、こちらにご連絡ください:

Matt Schiller
Cell Signaling Technology, Inc.
Head of Licensing
TEL:+1(978)578-7212 (米国)
Eメール:[保護されたメール]

詳細は、こちらにご連絡ください:

Roberto D. Polakiewicz, Ph.D.
Cell Signaling Technology, Inc.
最高科学責任者 (CSO)
TEL:+1(978)867-2369 (米国)
Eメール:[保護されたメール]