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CST ChinaのJay Dong GMが中国細胞生物学会の中国細胞生物学会の技術革新と起業に関する産学コンソーシアムの共同理事長に選任されました

マサチューセッツ州ダンバース– 2017 年 11 月 2 日 – 抗体、キット、サービスのリーディングプロバイダーであるCell Signaling Technology (CST) は、Cell Signaling Technology ChinaのJay Dong GM (ゼネラルマネージャー) が、中国細胞生物学会の技術革新と起業に関する産学コンソーシアムの共同理事長に選任されたことを発表しました。このコンソーシアムは基礎研究と医療現場の橋渡し事業を助成する目的で設立されました。Dong GMは、中国廈門市で開催された2017年CSCB年会において、中国細胞生物学会 (CSCB) 会長であるYeguang Chen博士により共同理事長に任命されました。

コンソーシアムの産業界を代表する組織の1つとして、CSTは現地科学者の支援を積極的に行い、基礎研究の成果を臨床現場に還元するノウハウを共有していく考えです。年会においてDong GMは、CSTの科学者たちがPTMScan®技術を用い、非小細胞肺がんにおけるALK変異を特定した経緯を説明しました。CSTによるこの発見をもとに、非小細胞肺がんの患者ごとに特定の治療法の有効性を事前に診断する、コンパニオン診断の手法がいくつか開発されています。

Dong GMは就任スピーチの中で、「中国は現在、年間の発表論文の質と数共に世界トップクラスに位置しています。しかし、私たちの現在の使命は科学的発見を臨床現場に還元し、疾病に苦しむ人々を救う可能性を見出すことにあります。コンソーシアムの最大の目標は、産学間に協調的かつ補完的な関係を築き、トランスレーショナル医療を共に発展させる力を与えるということです。トランスレーショナル科学への簡単な道や近道はありませんが、双方の協力により、効果的であるだけの小さな集まりでありながら、大きな影響を生むことができるだけの大きさも持つことができます。CSTに関して言えば、研究者の皆様の革新的なアイデアを臨床的ソリューションに変換する力を与えたいと願っています。」と述べました。

「産学が協力し合うことは、私たち全員にとってメリットがあります。産業界がもつ経験を新たな科学的発見の実用化に応用できるからです。疾病に苦しむ人々に利益をもたらし疾患の根絶を促す技術革新は、私たち全員の目標です。この結果を得るためにお互い力を合わせることができます。」と、CSTの最高商務責任者 (CCO) 兼任グローバル事業部長であるChristopher Buddeは述べました。

CSTの最高経営責任者 (CEO) であるMichael Combは、「世界中の科学者が革新的なトランスレーショナル研究を行うことができるようにすることは、CSTの使命の一部です。」と述べました。

Cell Signaling Technologyについて

Cell Signaling Technology (CST) は、博士研究者らにより設立された株式非公開の家族経営の会社で、世界最高品質の革新的な研究用および診断用の製品の提供により、生物学的な理解を加速して個別化医療を可能にすることに全力で取り組んでいます。CSTはマサチューセッツ州にある米国本社のほか、オランダ、中国、日本のオフィスを拠点に、世界規模で事業を展開しています。

連絡先:

Rebecca J. Reppucci
Cell Signaling Technology, Inc.
Director of Marketing Communications
TEL:+1(978)867-2382 (米国)
Eメール:[保護されたメール]

中国細胞生物学学会について

1980年に設立された中国細胞生物学会 (CSCB) は、中国の主要な科学機関の1つです。10,000名の会員が在籍するCSCBは、科学者だけでなく細胞生物学の教師や学生のホームであると言えます。CSCBは年会や文献を通して学習と革新の促進、研究協力の奨励、学生や若手研究者へのトレーニングの機会の提供、また大衆に細胞生物学と生体臨床医学を広めるという使命のもと活動しています。