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YCharOS、Cell Signaling Technologyを産業諮問委員会に招致

YCharOS

YCharOSは、産業諮問委員会の拡充を継続し、新たなオープンデータを公開しています。

トロントとモントリオール (カナダ) 2022年9月13日

YCharOS Inc.は、すべてのヒトタンパク質に対する市販の抗体の特性解析を行うオープンサイエンス企業であり、産業諮問委員会 (IAC) を継続的に拡充しています。

YCharOSは、Cell Signaling Technology (CST) をIACに招致しました。CSTは、抗体や細胞株のリーディングプロバイダーであるAbcamABclonal TechnologyAviva Systems BiologyBio-TechneDevelopmental Studies Hybridoma Bank (DSHB)GeneTexHorizon Discovery (PerkinElmer)Institute for Protein Innovation (IPI)ProteintechSynaptic Systems、Thermo Fisher Scientificと同様に、IACのメンバーとなります。

現在のIACメンバーが提供する抗体は、The Antibody Registry に掲載されるすべての抗体の28%に相当し、CiteAbに2021年に掲載された研究に引用されたすべての抗体の62%に相当します。

IACの役割は、抗体を利用するお客様や、助成金の提供者、様々な科学コミュニティーが、市販の抗体や関連するノックアウト細胞株をより良く評価できるように、YCharOSをサポートすることです。IACは、YCharOSチームが、独自に検証した抗体特性評価データを一般公開する世界的な最高の情報源となれるように、サポートを行います。

また、YCharOSは新たなオープンサイエンスデータの公開を発表しました。今回追加されたデータは、神経学や薬理学に関連する47のタンパク質を標的とする抗体に関するデータであり、CERNが運営するオープンサイエンスプラットフォームZenodoに投稿されました。抗体は、ウェスタンブロット (WB) や免疫沈降 (IP)、免疫蛍光染色 (IF) で試験されています。

YCharOS Board ChairであるAled Edwards博士は、「IACにCSTが加入することにより、私たちが作成するデータの質がさらに高まります」「委員会へのCSTの加入は、本当に素晴らしいことです」と述べています。

YCharOS CEOであるChetan Raina氏は、「CSTの加入により、私たちがIACのパートナー企業に価値をもたらすことが、更に証明されました」「YCharOSとの提携により、最高品質の抗体のみを製造し販売するという、科学コミュニティーに対するCSTの企業理念が強化されます」と述べています。

実験に適した抗体の特定は、研究者にとって大きな課題であり、生物医学研究における再現性の危機の中核をなすものです。この問題を解決するために、YCharOSは、同じ標的タンパク質に対する市販の抗体を直接比較し、透明かつオープンアクセスの状態で結果を公表しています。

私たちの活動にご賛同いただける企業や研究者の方は、ぜひYCharOSまでご連絡ください。

編集者注

YCharOS Inc.について

YCharOS Inc. (Antibody Characterization through Open Science) は、すべてのヒトタンパク質に対する市販の抗体の特性解析を行う、カナダの公益的なオープンサイエンス企業です。YCharOSが有するすべての科学的な手法と結果は、透明であり、特許技術を含みません。抗体の特性評価プラットフォームは、マギル大学のMontreal Neurological InstituteとStructural Genomics Consortiumが共同で確立した、厳密な方法論を産業化したものです。マギル大学での技術の商品化作業の一部は、GAPPプログラムを通じて、Genome CanadaGénome QuébecOntario Genomicsから助成金を得ています。同社は、登録慈善団体であるAgora Open Science Trustが完全所有しています。

詳細は、www.ycharos.comをご覧ください。

Cell Signaling Technologyについて

Cell Signaling Technology (CST) は現役の科学者が設立し、所有・運営する他とは違うライフサイエンス企業であり、製品とサービスの品質、技術革新、科学的厳密性において最高水準を保持しています。CSTは1999年に設立され、米国マサチューセッツ州ダンバースに本社を置き、世界中で500名以上の従業員が事業に従事しています。弊社は常に、世界中の科学者に業界最高レベルの製品とサービスを提供し、発見への探究心を刺激しています。CSTは優れた科学技術の促進のため献身的に活動する思慮深い人々で構成される企業であり、顧客や地域社会、地球のための正しい行動に精力的に取り組んでいます。

CSTメディアおよび報道担当

Rebecca J. Reppucci (MBA)
Cell Signaling Technology, Inc.
Senior Director, Global MarComm & Technology
電話:978-880-3334
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