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Cell Signaling TechnologyとLeica Biosystems社は、コンパニオン診断薬 (CDx) 開発の実現に向けてパートナーシップを締結

マサチューセッツ州ダンバース、カリフォルニア州サンディエゴ - 2023 年 9 月 6 日

ライフサイエンスの技術開発を行う企業であり、抗体やキット、サービスのリーディングプロバイダーであるCell Signaling Technology (CST) は、業界最高クラスの免疫組織化学染色 (IHC) 用に検証済みの抗体の豊富なラインナップを用いたコンパニオン診断薬 (companion diagnostics) (CDx) アッセイの開発を支援するために、自動染色および明視野と蛍光イメージングにおける技術リーダーであるLeica Biosystems社とパートナーシップを締結しています。Leica社は、非臨床研究からCDx試験への転換を可能にするリーダー企業であり、製薬業界におけるパートナーが、新たな治療法の恩恵を受ける可能性のある患者を特定するための、最先端の診断薬の開発、商品化を支援しています。

臨床試験参加者の募集と患者におけるバイオマーカーの評価は、効果的かつ信頼できるCDxアッセイに依存しています。これは、個別化医療の方針決定を導く、重要な構成要素です。2020年以来、この合意により、Leica Biosystems社のCDxチームが、CSTが提供する信頼できる固有のバイオマーカーに対する抗体を利用する機会が増加しました。これにより、バイオテクノロジーおよび製薬関連のリーディング企業が、これらの目的に適したツールを活用し、医薬品開発のワークフローを支援することができるようになりました。 

「最初の発見からトランスレーショナルリサーチとCDx開発まで流れにおいて、信頼できる、高度に検証された抗体製品を確実に入手できるようにすることにより、医薬品開発プロセスを効率化し、製品の商品化に伴うリスクを軽減できます」と、CSTの最高科学責任者であるRoberto Polakiewiczが述べます。「このような戦略的パートナーシップは、致命的な疾患に対するより迅速かつ効果的な治療法の開発を可能にすることにより、プレシジョンメディシン (精密医療) の前進を助けます。弊社は、Leica社をリードするCDxチームと、発見から臨床までにわたるバイオ医薬品の前進を支援するために協働することを非常に喜ばしく思います。」

「2012年にコンパニオン診断薬チームを設立して以来、免疫組織化学染色やin situハイブリダイゼーション、自動化の専門知識は、バイオファーマ業界のパートナーによる、様々ながんタイプにわたる多様なバイオマーカーとなる標的に対するアッセイ開発を可能にしてきました。」とLeica Biosystems社の最高医療責任者であるRob Monroeは述べます。「がん患者に対する個別化医療を前進させるための、斬新なコンパニオン診断薬を開発するために、CSTと協働できることを大変嬉しく思います。」

CSTは、厳格な検証基準や強い科学的基盤、拡大し続ける各バイオマーカーに対する独自の抗体試薬のラインナップが評価され、CiteAbによりAntibody Supplier of the Decadeおよび2022 Supplier Succeeding in Cancer Researchに選ばれました。CSTの抗体は、アッセイにおける感度や特異性、一貫性のある性能が検証済みであるため信頼されています。

Leica社のCDxに関する詳細はこちら:leicabiosystems.com/ihc-ish/companion-diagnostics/

Leica Biosystems社とCSTのライセンス契約は2020年から続いています。

Leica Biosystems社について

Leica Biosystems社は、ワークフローのソリューションと自動化の世界的なリーダー企業です。生検から診断までのワークフローを所有するただ1つの企業であり、これらのステップ間の障壁を打破する独特の立場にあります。Leica Biosystems社の使命である「いのちを救うためのがん診断を向上させる (Advancing Cancer Diagnostics, Improving Lives)」はLeica社の企業文化の中心にあります。Leica社が提供する使いやすく、一貫して信頼性のある製品・サービスは、ワークフローの効率と診断の信頼性の向上を促進します。同社は100を超える国々に代理店を有しています。9か国に製造施設を、19か国に販売とサービス拠点を、さらに販売業者の国際的ネットワークを有しています。同社はドイツのヌスロッホに本社を置いています。さらなる詳細は、LeicaBiosystems.comをご覧ください。

Cell Signaling Technologyについて

Cell Signaling Technology (CST) は現役の科学者が設立し、所有・運営する他とは違うライフサイエンス企業であり、製品やサービスの品質、技術革新、科学的厳密性において最高水準を保持しています。CSTは1999年に設立され、米国マサチューセッツ州ダンバースに本社を置き、世界中で600名以上の従業員が事業に従事しています。私たちは常に、世界中の科学者に業界最高レベルの製品とサービスを提供し、発見への探究心を刺激しています。CSTは優れた科学技術の促進のため献身的に活動する思慮深い人々で構成される企業であり、顧客や地域社会、地球のための正しい行動に精力的に取り組んでいます。cellsignal.jp

Leica Biosystems Corporate Communications

Lauren Meinhardt
電話:657-226-6970
Eメール:[保護されたメール]

CSTメディアおよび報道担当

Rebecca J. Reppucci (MBA)
Cell Signaling Technology, Inc.
Senior Director, Global MarComm & Technology
電話:978-880-3334
Eメール:[保護されたメール]