ウェスタンブロッティングは、細胞または組織におけるタンパク質発現を検査、測定するための、最も一般的な科学的方法の1つです。ウェスタンブロットの結果の精度は、用いる一次抗体の品質に大きく依存します。Cell Signaling Technology (CST) は、ウェスタンブロッティングで使用できる高品質な一次抗体と二次抗体を提供しています。CST™抗体は社内で製造され、厳格なプロトコールに従って検証されています。
HeLa細胞に、コントロールもしくはBcL-xLを標的とするsiRNA (SignalSilence® Control siRNA (Unconjugated) #6568 (-)、SignalSilence® BcL-xL siRNA I #6362 (+)、SignalSilence® Bcl-xL siRNA II #6363 (+)、それぞれ100 nM) をトランスフェクションしました。細胞抽出物を、Bcl-xL (54H6) Rabbit mAb #2764 (上)、 α-Tubulin (11H10) Rabbit mAb #2125 (下) を用いたウェスタンブロッティングで解析し、抗体の特異性を検証しました。この結果、Bcl-xL (54H6) Rabbit mAbにより、Bcl-xL発現のサイレンシングが確認されました。α-Tubulin (11H10) Rabbit mAbはローディングコントロールとして用いました。
293細胞、NIH/3T3細胞、C6細胞を、図中に示したように、λホスファターゼもしくはTPA #4174で処理しました。細胞抽出物を、Phospho-p44/42 MAPK (Erk1/2) (Thr202/Tyr204) (D13.14.4E) XP® Rabbit mAb #4370 (上)、p44/42 MAPK (Erk1/2) (137F5) Rabbit mAb #4695 (下) を用いたウェスタンブロッティングで解析しました。
様々な組織や細胞株の抽出物を、JIP4/SPAG9 (D72F4) XP® Rabbit mAb #5519を用いたウェスタンブロッティングで解析しました。
EGF Receptor Control Cell Extracts #5634を用いて検証し、Phospho-EGF Receptor (Tyr1068) (D7A5) XP® Rabbit mAb #3777 (上) および、EGF Receptor (D38B1) XP® Rabbit mAb #4267の、ウェスタンブロッティングにおける条件の至適化を行いました。