注目情報はこちら >>

CSTは、T細胞療法用の抗CARリンカー抗体でCiteAb 2023 Innovation Awardを受賞し、PTM Antibody Supplier of the Yearに選ばれました

さらに、CSTは、CiteAbのAntibody Supplier of the Yearのカテゴリーで高く評価されました

米国マサチューセッツ州ダンバース、2023 年 5 月 4 日 – ライフサイエンス分野における探索技術や抗体、キット、サービスを提供するリーディングカンパニーであるCell Signaling Technology (CST) は本日、世界の研究用試薬の分野において、最も優れたサプライヤーおよび個人を表彰する2023 CiteAb Awardの3部門で選出されたことを発表しました。

CSTが受賞したカテゴリーは以下の通りです。

  • The Innovation Award:市場の要望に応える製品、または特定の分野における既知の問題を解決したことに対し表彰されます。産業界や学術機関で働く科学者で構成される委員会による審査の結果、T細胞療法の研究用のキメラ抗原受容体 (CAR) の開発と最適化に役立つ、CSTの新しい抗CARリンカー抗体がInnovation Awardを受賞しました。
  • Post Translational Modification (PTM) Antibody Supplier of the Year:CiteAbがオープンアクセスおよび購読中の科学論文の抗体データベースのを解析した結果、CSTが最も多くPTM抗体が引用されたサプライヤーとして表彰されました。
  • Antibody Supplier of the Year:CSTは、抗体製品が数多くの文献に引用されているとして、この部門で高く評価されました。

CST®の抗CARリンカー抗体は、がん免疫療法の開発における大変重要な課題を解決しました。CAR-T細胞療法は、腫瘍を標的とする患者自身の免疫細胞を用いた、革新的かつ新しいがん療法です。しかし、治療効果を確実なものにするためには、非臨床研究中に細胞表面に発現するCARをモニタリングするための、固有のCAR-T検出試薬が必要です。

抗CARリンカー抗体は、CAR-T細胞に用いられるリンカー配列を標的化することにより、細胞表面の個々のCAR受容体を標的とする特異的な試薬を設計するための時間とコストがかかるプロセスを省き、細胞療法の研究開発を促進、加速、標準化する強力なツールです。最先端の研究を行うCSTの科学者により設計および検証されたこの革新的な技術は、より迅速かつ費用対効果の高い、人命救助のためのがん療法の開発を可能にします。

CiteAb社の設立者であるCEOのAndrew Chalmers博士は、「Cell Signaling Technologyのこの製品は、Innovation Awardにまさにふさわしい製品です。抗CARリンカー抗体は、がん研究を大きく変える可能性を秘めています。この製品が、どのようにこの分野における課題に対するソリューションとなるかを知り、大変感銘を受けました。」と述べています。

リン酸化、アセチル化、ユビキチン化などのPTMは、タンパク質同士が細胞内でコミュニケーションを取るための重要な方法です。設立当初からCSTは、シグナル伝達経路を理解し、感度と信頼性の高い抗PTM抗体を開発することを重要視しており、特定のタンパク質における複数のPTM部位を検出する抗体を提供しています。CSTはまた、無料のオンラインリソースのPhosphoSitePlus®データベースの開発者であり、このデータベースには、人間の手により厳選されたPTMと、数千ものタンパク質におけるその部位に関するデータが含まれています。

CiteAb社の抗体データのSenior Product ManagerであるRhys Williams氏は、「Cell Signaling Technologyは、高品質のPTM抗体を製造することにより、神経変性疾患からがんや心疾患まで、幅広い細胞生物学や疾患の研究を支援しています。Cell Signaling Technologyは、この賞を受けるに値する企業です。おめでとうございます!」と述べています。

2020年のAntibody Supplier of the DecadeSupplier Succeeding in Cancer Research、2022年のRecombinant Antibody Supplier of the Yearなど、CSTは長年繰り返しCiteAb社による高い評価を受けて表彰されています。さらに、CiteAb社の最新の最も文献引用された100抗体レポートによると、最も引用された抗体の上位12抗体のうち8抗体がCSTの抗体であり、全体の1/3がCST製品であるなど、他のどのサプライヤーよりも多くを占めています。

CiteAb社と、2023年の賞についての詳細はこちら:https://www.citeab.com/awards

CiteAb社について

CiteAb社は、科学研究を促進する世界的に認められたデータを提供しています。機械学習と広範囲にわたる人間による審査を組み合わせた業界一のデータ収集技術により、科学論文に用いられている試薬を特定し、理解します。この精度の高いデータは、研究者が最も優れた試薬を販売するサプライヤーを見つけられるように、弊社の製品すべてに活用されています。弊社の検索エンジンは、各製品を引用数を用いてランク付けすることにより、研究者が実験に必要な製品を見つける方法を根本的に変えました。弊社のデータに基づく製品は、世界中のサプライヤーが必要な情報を提供しています。過去1年間に680万以上の試薬が検索され、400万ページ以上にわたる情報がCiteAbユーザーに提供されました。弊社は、ライフサイエンス研究における大きな課題に取り組む世界最高クラスの科学者やサプライヤーを支援する、献身的な生物学者とコンピューターサイエンティストで組織されています。詳細情報についてはwww.citeab.comにアクセスしてください。

Cell Signaling Technologyについて

Cell Signaling Technology (CST) は現役の科学者が設立し、所有・運営する他とは違うライフサイエンス企業であり、製品やサービスの品質、技術革新、科学的厳密性において最高水準を保持しています。CSTは1999年に設立され、米国マサチューセッツ州ダンバースに本社を置き、世界中で600名以上の従業員が事業に従事しています。弊社は常に、世界中の科学者に業界最高レベルの製品とサービスを提供し、発見への探究心を刺激しています。CSTは優れた科学技術の促進のため献身的に活動する思慮深い人々で構成される企業であり、顧客や地域社会、地球のための正しい行動に精力的に取り組んでいます。cellsignal.jp

CSTメディアおよび報道担当

Rebecca J. Reppucci (MBA)
Cell Signaling Technology, Inc.
Senior Director, Global MarComm & Technology
電話:978-880-3334
Eメール:[保護されたメール]