Gタンパク質共役型受容体からMAPK/Erkへのシグナル伝達
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Gタンパク質共役型受容体 (G protein-coupled receptor:GPCR) は、多様な細胞外刺激により活性化を受けます。受容体が活性化されると、Gタンパク質はGDPをGTPに交換し、それによりGDP結合αサブユニット、およびβ/γサブユニットが解離し、多様なシグナル伝達カスケードが惹起されます。様々なヘテロ三量体Gタンパク質サブタイプと共役する受容体は、様々な足場を使って低分子量Gタンパク質/MAPKカスケードを活性化でき、少なくとも異なる3クラスのチロシンキナーゼを利用しています。Srcファミリーキナーゼは、β/γサブユニットによるPI3Kγの活性化に続いてリクルートされます。Srcファミリーキナーゼはまた、受容体の細胞内移行や受容体チロシンキナーゼのクロスアクチベーション、またはPyk2やFAKなどのインテグリンの足場を介したシグナル伝達によってもリクルートされます。GPCRはまた、PLCβをリクルートしてPKCやCaMKIIの活性化を媒介し、これによって下流のMAPK経路の活性化または抑制のどちらかを行います。
参考文献:
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- McKay MM, Morrison DK (2007) Integrating signals from RTKs to ERK/MAPK. Oncogene 26(22), 3113–21.
この図をレビューして下さった、ハーバード大学医学大学院 (マサチューセッツ州、ボストン) のJohn Blenis教授に感謝いたします。
作成日:2002年10月
改訂日:2012年10月