PD-L1
免疫システムには、正常で健康な組織を免疫応答から保護するための一連のチェックポイント機構があります。これらは、活性化T細胞表面の受容体と、それに対応する抗原提示細胞表面のリガンドから構成されています。主要な免疫チェックポイントは、PD-1 (programmed cell death protein 1) と、そのリガンドであるPD-L1の結合によって誘発されます。この相互作用の結果、T細胞の活性化が抑制され、活発な免疫応答が妨げられます(1)。
腫瘍細胞は、しばしばこの機構を利用しています。PD-L1は、いくつかのがん種で増加しており、PD-1と相互作用し、T細胞の活性化を阻害することでこれらのがんの悪性化に寄与しています。このようにして、腫瘍は免疫システムによる検出や除去から逃れています(1-3)。よって、PD-1とPD-L1は、腫瘍免疫学におけるその役割と、免疫を利用した治療のターゲットとして大きく注目を集めています(4,5)。
IHC-P解析におけるCSTのPD-L1製品の比較
| 製品名 | PD-L1 (E1L3N®) XP® Rabbit mAb #13684 | PD-L1 (405.9A11) Mouse mAb #29122 | PD-L1 (Extracellular Domain Specific) (E1J2J) Rabbit mAb #15165 |
|---|---|---|---|
| クローン | E1L3N® | 405.9A11 | E1J2J |
| エピトープ | 細胞内 | 細胞内 | 細胞外ドメイン |
| 抗体免疫動物 | ラビット | マウス | ラビット |
| パラフィン包埋ヒト胎盤のIHC解析 | ![]() |
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| IHCに推奨される使用法 | 感度が高く、優良なクローン | ラビット抗体との多重染色に使用 | PD-L1の細胞外ドメインの研究に使用 |


