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TMTの標識と検出

TMT Thermo

消化した各タンパク質サンプルを、固有のTMTタグで標識します。サンプルを分画および精製し、液体クロマトグラフィーを行います。(図はThermo Fisher Scientific社のご厚意により提供していただきました)。

BRP分画

質量分析の前に、塩基性逆相液体クロマトグラフィー (bRP-HPLC) からの分画を収集し非連続的にプールすることにより、カバー深度が改善されます。

Orbitrap Fusionシステムでのみ利用可能なマルチノッチMS3定量法により、他に例を見ない正確なTMT定量が可能になります。マルチノッチMS3によって、混入したレポーターイオンの干渉によりタンパク質発現の倍率変化を低く見積もってしまうという、従来のMS2法で起こる落とし穴が避けられます (1, 2)。これは、複数のMS2フラグメントの同期した前駆イオンの選択 (SPS) と、共単離・共フラグメント化により達成され、前駆イオンの捕捉、シグナル強度、ダイナミックレンジ、および解析の精度が上昇します。これは最終的に、より多くのタンパク質が同定され正確に定量されることを意味します。