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前途有望な黒人科学者の表彰

前途有望な黒人科学者賞1
前途有望な黒人科学者賞2
前途有望な黒人科学者賞3
前途有望な黒人科学者賞4

米国の科学コミュニティには多様性に関する問題があります。問題を認識することは重要な最初の一歩ですが、2020年に起きたGeorge Floyd殺害事件を受け、弊社は迅速に社内や研究室における意見の多様化を図る必要があると考えました。

​CSTとCell Press社によって設立された前途有望な黒人科学者賞は、​毎年米国の有望なアフリカ系アメリカ人科学者に現金での賞金が授与されます。2022年に、Elsevier財団が加わったことにより、受賞者の数が2名増えて合計4名となりました。これにより、ライフサイエンス、物理学、地球学、環境学、データサイエンスの分野で活躍する優秀な学生が対象となります。

この表彰では、学部学生4名と大学院生/ポスドク4名が選ばれます。受賞者には、CSTとElsevier財団から10,000ドルの賞金と500ドルの旅費、さらに受賞発表後2年以内に開催されるElsevierカンファレンスへの希望があれば、参加費が補助されます。受賞したエッセイはCell Pressから出版され、受賞者はCell、またはCell Pressのジャーナルの中から出版先を1つ選ぶことができます。

また、第3回目の表彰では、学部生2名、大学院生・ポスドク2名の計4名の受賞者を表彰しました。それぞれがCSTとElsevier財団から500ドルを受け取りました。選ばれたエッセイは、学術誌iScienceに掲載されます。

第一回、第二回の前途有望な黒人科学者賞受賞者 (上の写真):

  • 第一回大学院生/ポスドク受賞者:Chrystal Starbird博士 (イェール大学)
  • 第一回大学生受賞者:Olufolakemi Olusanya氏 (ハワード大学)
  • 第二回大学院生/ポスドク受賞者:Elle Lett博士 (ペンシルバニア大学)
  • 第二回大学生受賞者:Charleese Williams氏 (ジョージア州)

第三回前途有望な黒人科学者の受賞者 (下の写真)

2022-Recipients-A
2022-Recipients-B
2022-Recipients-C
2022-Recipients-D
  • 大学院生/ポスドク受賞者:Christine Wilkinson博士 (カリフォルニア大学バークレー校)
  • 大学院生/ポスドク受賞者:Elijah Malik Persad-Paisley氏 (ブラウン大学医学部)
  • 学部学生受賞者:Admirabilis Kalolella氏 (コネチカット大学)
  • 学部学生受賞者:Camryn Carter氏 (リッチモンド大学)

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