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PathScan® ELISA (Enzyme-Linked Immunosorbent Assay) キット

PathScan® ELISAキットと試薬は、様々な主要細胞シグナル伝達タンパク質の測定にご利用いただくことができ、お客様の研究や創薬プロジェクトの進行にお役立ていただけます。お客様のプロジェクトの最初から最後まで正確かつ一貫した結果が得られるよう、CSTでは固相ELISAで最適な活性を持つ抗体ペアを選定し、アッセイ系の開発と事前検証を行なっています。

  • 製品のロットや利用者の手技によらず、再現性のあるデータを得られるよう、CSTは厳格な社内試験プロセスに則って製品の検証を行なっています。
  • 特異性は検証済みで、細胞や組織ライセートの微量な標的タンパク質の検出ができます。
  • キットにはアッセイに必要な全ての試薬類が同梱されており、また、多くの標的タンパク質について、リン酸化特異的な測定キットと、総タンパク質の測定キットをご用意しています。
  • 検出系として、化学発光の検出と比色分析をお選びいただけます。

PathScan® ELISAキットは従来の固相型、サンドイッチELISA法に基づいて構築されています。一方、FastScan ELISAキットは、手順を簡略化した溶液ベースのアッセイ系を採用し、従来法と同等のパフォーマンス、感度、ダイナミックレンジを保持しながら、手早く結果が得られるという特徴があります。詳しくは、キットの比較をご参照ください。

ELISAピペット

 

PathScan® ELISA製品

  • PathScan® Sandwich ELISAキット:従来のサンドイッチベースのアッセイ方式で、内在性レベルの主要なシグナル伝達分子が検出可能です。アッセイに必要な全ての試薬類が同梱されています。マイクロウェルストリッププレートは捕捉抗体でコーディング済みで、通常のELISAよりも時間を短縮することができます。
  • PathScan® Sandwich Chemiluminescent ELISAキット – より高感度、広いダイナミックレンジでアッセイが可能です。低容量マイクロプレートを採用しており、比色分析ELISAキットより、少ないサンプル容量で使用することができます。
  • PathScan® Sandwich ELISA Antibody Pairs – CSTのELISAのフルキットよりもお求めやすい価格の代替製品です。
  • PathScan® ELISA Control Cell Extracts – 適切なポジティブコントロールとネガティブコントロールを提供し、異なるプレートから得られるシグナルの標準化をおこないます。

バルクパッケージと384ウェルパッケージ

お客様のご要望に応じて、PathScan® ELISAキットと試薬のバルクパッケージをご用意できます。

さらに、PathScan®キットは384ウェルフォーマットのアッセイ系にも対応可能です。これは使用するバッファーやサンプル容量がより少なくてすむため、実験あたりのデータポイント数を拡大することができます。比色分析キットには、壁面が透明なプレートを用い、化学発光キットには壁面が不透明な白色のプレートを用います。プレートの底面は透明ですので、底面と上面両方の読み取り型のプレートリーダーで使用することができます。ご注文に関しては、納期・価格等をこちらからお問い合わせください

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PathScan® ELISAキットの使用期限

現在、ほとんどのCSTのPathScan® ELISAキットには、凍結乾燥タイプの検出抗体とHRP標識二次抗体が同梱されています。ただし、凍結乾燥は抗体の活性に影響することから、一部のキットは従来通り、液体タイプのまま製造されています。凍結乾燥タイプのELISAキットは、最後がCの文字の製品番号 (7822Cなど) で表記されており、キットの使用期限はキット記載のReference Dateから1年間となっています。液体タイプのキットは、最後がSの文字の製品番号で表記されており、キットの使用期限はキット記載のReference Dateから6か月と少し短くなっています。

バルクオーダーに関しては、新しい凍結乾燥タイプ、または従来の液体タイプのオプションからご選択いただけます。ご質問またはご意見がありましたら、こちらからお問い合わせください